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みなさんは、これをやろう、またはやりたいと思っていても、ついつい後回しにしてしまうようなことはありませんでしょうか。

例えばちょっと面倒な仕事の処理、スキルアップのための勉強、部屋の掃除、ダイエットなどなど、、「今は忙しいからもう少し落ち着いたら」とか「明日から頑張る」などと言い訳してなかなか腰を上げないということはないでしょうか。私はよくあります。。子供の頃夏休みの宿題なんかも追い込まれて最後の方にやるタイプでした。

このように、「やりたい」と思っていても後回しにしてしまう人は、「やる気はあるんだけどな～」と言いがちですが、それは紛れもなくやる気がない状態です。なぜなら本当にやる気があれば既に行動に移しているからです。

では実際にやる気を出して行動するためにはどうすればいいかというと、とても簡単なことなのですが、「後で、、」という気持ちはもうとりあえず取っ払って、まずはほんの数分のつもりでもいいので無理矢理にでも行動を起こすことだそうです。そんなことでいいのかと思う人もいるかもしれませんが、例えばみなさんの中に「仕方なく始めてみたけど一度始めたら止まらなくなっていた」という経験はないでしょうか。

これはドイツの心理学者クレペリンが発見した【作業興奮】という心理現象だそうで、簡単に言うと「人間は一旦行動を始めるとやる気が出て継続できるように出来ている。つまりやる気によって行動できるのではなく、行動することでやる気が出る。だからやる気がなくてもとりあえず行動してみよう」ということだそうです。

ではなぜ行動するとやる気が出るのかというと、手足を動かしたり脳を働かせることで、脳にある側坐核という部分が刺激され、ここからやる気の元となる成分であるドーパミンが出てくるからだそうです。何もしなければ、やる気すら出てこないということですね。面倒だと思う仕事や勉強も、思い切って手をつけてみましょう。

私も超がつくほど面倒臭がりなので、ダラダラしたり面倒なことを後回しにしてしまいがちですが、そういう時はこの作業興奮をうまく活用して、やる時はやる、休む時は休むとメリハリをつけ効率を良くすることを意識づけていきたいと思います。

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