こんにちは。
今回のブログを担当させていただきます、キャリアコンサルタントの菅野です。

さて、「理想の働き方」というと、身構えてしまう方も多いかと思います。
かつてない少子高齢化社会に入り昨今の雇用の流動化、社会経済環境の目まぐるしい変化など、一個人ではどうしようもない要因があることも現実かと思います。
そこで、少しでもヒントになるような話題をひとつお伝えいたしますね。

みなさんは「ロールモデル」という言葉はご存知でしょうか？

「ロールモデル」とは、簡単に言うと『お手本となる人』という意味で、最近では、ビジネスシーンでも耳にすることが多くなってきました。

普段働いている職場や家庭などで、そのような「お手本となる人」を考えてみることをオススメします。

「ロールモデル」といっても、難しく考える必要はまったくありません。

普段にみなさんを取り巻くさまざまな身近な「人」の中から、こんな風になりたいな、あの人はこんなところがすごいな、と思えるような「憧れの人」を、連想すると良いかもしれません。

「ロールモデル」をもつことで得られることのひとつに自分自身の働き方の方向性を決めるヒントになり得ます。

よく言われる「やる気」とは、「自分自身の内なる原動力」から生まれるものでもありますが、必ずしもそればかりが理由とは限りません。
人は他人の行動や考え方から、影響を受けるというとわかりやすいかもしれません。

例えば、身近な「ロールモデル」の人で、とてもフレンドリーで、周りへの気遣いができるコミュニケーション能力が非常に高い上司がいたとすると、心理的にその人への接し方も友好的に変わり、そのような経験のなかで、気づかないうちに自分自身も部下を持つようになったら、「あの人のように接してみよう」という気持ちが生まれ、モチベーションにつながることもよくある話しです。

また近年の日本では「女性の活躍推進」と「ワークライフバランス」なども謳われてはじめていますが、残念なことに日本では女性管理職が欧米と比較して圧倒的に少ないという調査結果がでています。

結婚や出産、育児や介護などで自分のキャリア形成が難しい女性にとっては、身近に職場に復帰したり、また昇進できたという「ロールモデル」となる人がいることで、心理的にも、どれだけ救われるかは、想像に難くないでしょう。

「ロールモデル」見つけるうえで、完璧な人を探す必要はありません。

何かひとつでも当てはまるところがあれば、足らない部分は、別の人にと個別に考えるとよいでしょう。

それでは、そういった「ロールモデル」がいなかったとしたらどうでしょうか？

自分自身が、その「ロールモデル」となる人材（こんな風になりたいなという目標をもつこと）になることを心がけてみることも、とても大切なことでだと思います。

自分自身の環境に「変化」を与えていくチカラをもっているのは、ほかの誰でもないあなた自身でもあるからです。
どんなに素晴らしい環境でも、与えられたモノだけでは、「理想の働き方」を実現することはできないかもしれません。

最後に、とあるニューヨーク州立病院の病室の壁に書き残された詩、

『神の慮り（おもんばかり）』という一遍の詩をご紹介いたします。

神の慮り（かみのおもんばかり）・・・

大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと、神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと、弱さを授かった

より偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた

幸せになろうとして、富を求めたのに
賢明であるようにと、貧困を授かった

世の人々の称賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった

人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと
いのちを授かった

求めたものは１つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた

神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
心の中で言い表せないものは
すべて叶えられた

私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されたのだ

「いいな」がつづくセントラルサービス

群馬の派遣・請負・紹介の専門家 ㈱セントラルサービス

派遣のお仕事探しは、㈱セントラルサービスの『ジョブファクトリー』をご覧になってください！
→ お仕事情報はこちら☆

正社員のお仕事探しは、㈱セントラルサービスの『群馬ひとつなぎ』をご覧になってください！　
→お仕事情報はこちら☆

セントラルサービスのお仕事情報をお届け！興味のあるお仕事はLINEでも質問OK！！
↓セントラルサービス公式LINEアカウント↓