2020年が始まり早１カ月が経とうとしています。

皆さんは今年の目標は立てましたでしょうか？私は１年間健康に過ごせればと低い目標を立てたのですが、先日インフルエンザにかかり早くも今年の目標は未達になってしまったので新たな目標を考えている最中です。

さてさてタイトルにも載せましたが皆さんは”同一労働同一賃金”という言葉をご存じでしょうか？今年の４月１日より法律が変わる事にも大きく関係しているワードです。

正式にはパートタイム有期雇用労働法という法律が2020年4月1日より施行されます。

この法律の目的は、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な格差をなくすというものです。

※正規雇用労働者とは無期雇用のフルタイム労働者

非正規雇用労働者とは有期雇用労働者、パートタイム労働者

具体的には

正社員と仕事の内容や配置転換の範囲、仕事内容の変更の範囲が同じパート社員、契約社員、派遣社員について、正社員と比較して差別的な賃金とすることが禁止や、

また、正社員と異なる待遇とすることも許されますが、正社員と比較して不合理な待遇差を設けることの禁止等があります。

難しい内容の法律ですがメリットもあり、

①非正社員の待遇への満足

同一労働同一賃金のルールの導入により、非正社員の待遇が向上し、非正社員の納得感が高まるというメリットが考えられます。非正社員に正社員と同等の賃金を支給するケースでは、非正社員に対し、正社員と同等の責任感を求めていくことになります。

②キャリアアップしたい非正社員にも活躍のチャンスあり

正社員と同様の仕事をする非正社員については、正社員と同等の人事考課、昇給の対象とし、また、正社員と同等の教育訓練の機会を与えてキャリアアップをさせていくことになります。非正社員自身がキャリアアップを望む場合は、非正社員に対する丁寧なマネジメントによってその能力を引き出し、活躍の場を与えていくことができます。

その他にも細かい内容をお話しするとたくさんありますが、私もまだ勉強不足なところがありあまり伝わっていないと思います。簡単に言うと正規社員と非正規社員の格差をなくそうというのが目的で今はそれに向けての準備段階です。少しでも興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか？