「メンタルヘルスマネジメントについて」
2019.11.22
その他
お世話になります。セントラルサービス井上一輝です。
私が常駐している製造現場では管理者は「メンタルヘルスマネジメント」という資格取得を推進しています。
メンタルヘルスマネジメントとは仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人や心の不調による休職や離職が増加傾向であり働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得することです。
2012年調査では「仕事や職業生活で強い不安、悩み、ストレスがある」労働者割合は60.9%(男性60.1%)(女性61.9%)という結果で、その原因として多い内容は「職場の人間関係の問題」41.3%→「仕事の質の問題」33.1%→「仕事の量の問題」30.3%→「会社の将来性の問題」22.8%の順で多くなっています。
上記の心の病が近代の社会で増加傾向な為2011年に厚生労働省が「5大疾病」として①がん ②脳卒中 ③急性心筋梗塞 ④糖尿病に次いで ⑤精神疾患を追加しました。
そのことから2015年12月から1年以内ごとにストレスチェック制度(50人未満の事業場は努力義務)の実施が義務で行われ個人のストレス確認をすることになっています。
皆さんも給与明細と一緒にストレスチェックを携帯やパソコンで実施してくださいねと配布されている資料を見たことがあると思いますが、その背景にあるのが上記の心の病の問題で自分自身でまず心の不調に気付き心が悪化する前に未然防止をする為に行われている対策なのです。
メンタルヘルスケアの具体的な進め方が4項目あります。
①メンタルヘルスケアを推進する為の教育研修・情報提供
②職場環境等の把握と改善
③メンタルヘルス不調への気づきと相談対応
④職場復帰における支援(2013年労働安全衛生調査では過去1年に1ヵ月以上の休業または退職者のいる事業所は約10%、500人以上の企業では80%超える)
上記のメンタルヘルスケアを推進する際の留意事項も以下の4項目あります。
①心の健康問題の特性の理解
②労働者の個人情報保護への配慮
③人事労務部門との連携
④家庭・個人生活などの職場以外の問題の理解
メンタルヘルスケアを進めるにあたって「人」「環境」「法令」「プライバシー」についてよく理解し対応していかなればなりません。
メンタルケアの一つとしてジョハリの窓という法則があり
①自分が知ってて他人が知らないこと(秘密、隠ぺい)
②自分が知らなくて相手が知っていること(盲点)
③自分が知ってて他人も知っていること(開放)
④自分も知らない相手も知らないこと(未知)
①秘密、隠ぺいと②盲点が明白になり③開放が広がってくるとコミュニケーションも広がりメンタルケアに繋がります。
そのことから時には自分をさらけ出し他人からのアドバイスを聞き入れ自分を見つめ直すことが大切なことだと思いますので参考にしてください。
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