交替勤務って何種類あるの?製造業の代表的なシフトを整理しました
2022.04.05
就職活動お仕事豆知識
多くの工場は生産性向上や効率化のため、24時間稼働しています。
そのため、そこで働く従業員はシフトを組んで24時間交替で勤務を行います。
交替勤務は工場のシフトの中で一般的な働き方ですが、「三交替制」や「二交替制」など交替制と一口に言ってもいくつか種類があります。
また同じ交替制でも1回の労働時間や休日の間隔はそれぞれ異なります。
それぞれの交替勤務がどれくらいの労働時間・交替周期なのかを応募の前にしっかりと理解しておかないと、
「こんなにハードな働き方とは思っていなかった…。」「もっと労働時間が長く、ガッツリ稼げると思っていたのに…。」
といったミスマッチに繋がってしまうこともあります。
そこで今回は、製造業における代表的な交替勤務を整理してご紹介します!
■二交替制
二交替制とは、1日の勤務時間を12時間ずつに分けて交替で勤務を繰り返すシフトの組み方です。
1回の労働時間が長くなる分、身体への負担は大きくなりがちですが、ガッツリ稼ぎたい方にはおすすめの働き方です。
●四勤二休
四勤二休は6日を1クールとして1週間もしくは2週間ごとに日勤と夜勤を繰り返す働き方です。
<四勤二休例>
1クール目:日勤・日勤・日勤・日勤・休み・休み
2クール目:夜勤・夜勤・夜勤・夜勤・休み・休み
6日を1クールとしているため、休日となる曜日が1日ずつずれることになります。
平日も土日もバランス良く休日を取得したい方におすすめです。
また4日勤務して2日休みになるため、年間の休日日数が多くなる働き方でもあります。
ざっと計算するだけでもおおよそ年間の1/3は休日ということになりますね。
●五勤二休
五勤二休は1週間のうち2回お休みが取れる働き方。
1回の労働時間が12時間と長いため、8時間を超過した分の労働は残業手当が支給されます。
また夜勤と重なる場合はさらに夜勤手当も支給されるため、残業と夜勤が重なる時間帯の勤務は通常時給になんと50%分割合した給与が支給されることになります!
■三交替制
三交替制とは、1日の勤務時間を3つに分けて交替で勤務をするシフトの組み方です。
8時間ずつ3等分にしている工場もあれば、日勤の時間帯を少し長くし、夜勤の時間帯を短くしている工場もあります。
1日に3つの班が稼働するため、1回の労働時間は短くなります。
残業代で稼ぐことは難しいですが、1回の労働時間が短いため身体の負担は二交代制よりも軽いと言われています。
また夜勤の日は夜勤手当で稼ぐこともできます。
■チーム数や土日稼働の有無によって交替周期が変動します!
同じ二交替制・三交替制でもチーム数や土日稼働の有無によって、交替周期や休日曜日が変わることもあります。
交替勤務でも土日の稼働を休止している工場であれば、土日が休日になります。
またチーム数が多い現場では休日日数が多くなり、体調管理がしやすくなります。
同じ工場でも繁忙期や在籍従業員の人数によって交替周期や休日曜日が変動することもあります。
そのため交替勤務のお仕事に応募を検討している方は、実際にどんな交替周期でいつ休日が取れるのか、また1回の労働時間はどれぐらいの長さになるのか具体的に聞いておくようにしましょう。
交替勤務は一定の周期で日勤と夜勤を交互に繰り返す働き方です。そのため人によっては身体に負担がかかる場合もあるでしょう。
しかし一方で1回の労働時間が長くなる場合や夜勤の時はガッツリ稼げる働き方でもあります。
より自分に合った職場を見つけるためにも目先の時給や待遇だけにとらわれず、長く働ける条件か判断した上で応募するようにしてくださいね。
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