
2025.03.18
2022.03.29
就職活動
工場のお仕事の口コミやブログなどで、「夜勤は稼げる!」というコメントを見かけたことはありませんか?
日勤と全く同じ仕事をしているのにも関わらず、シフトを夜勤に変えるだけでなぜ稼げるようになるのでしょうか。
今回は夜勤給与の仕組みについてお伝えします!
同じ仕事内容でも日勤に比べて夜勤の方が高時給になる理由は「深夜割増賃金」が適応されるからです。
深夜割増賃金は一般的に「深夜手当」と呼ばれ、労働基準法に定められた手当の1つです。
22時~翌朝5時の時間帯の勤務では、深夜手当によって給与の25%分割り増しとなります。
つまり時給1,000円の雇用契約を結んでいる場合、22時~翌朝5時までの間は時給が1250円になります。
夜勤手当は非正規雇用のアルバイトやパート、派遣社員にも適応されます。
残業なしの深夜勤務であれば、先ほどご紹介した給与の25%分の金額が深夜手当として支給されます。
さらに他の割増手当がプラスになる場合、時給はより高額になります。
法定休日かつ深夜の時間帯に労働したというケースもあるでしょう。
この場合は割増率を合計した割合が手当として給与に反映されます。
法的休日に労働をした場合、給与の35%分が休日手当として支給されます。
また先述の通り深夜労働をした場合は給与の25%分が手当として支給されます。
上記から法定休日に夜勤をした場合は、給与の60%分の金額が手当として支給されます。
ここで1点注意しなければならないのは、法定休日は原則0時まで。
つまり法定休日手当×深夜手当は22時~0時までの適応となり、0時~翌朝5時の間は深夜手当のみの適応となります。
法定外休日に出勤をした場合は、給与の25%分の割増手当が支給されます。
法定外休日に夜勤をした場合は50%分の割増手当が支給されますが、法定休日同様0時を過ぎると日付が変わるため、0時~翌朝5時は深夜手当のみの適応となります。
休日出勤以外にも残業した時間帯が深夜労働時間帯である22時~翌朝5時にかかるケースもあるでしょう。
この場合も両方の割増手当分を足し算した金額が手当として支給されます。
時間外労働(残業)の手当は25%分の割増となります。
そのため残業時間が深夜労働時間帯と重なる場合は、給与の50%分の金額が手当として支給されることとなります。
通常の深夜労働だけでも通常時給の25%分が割増され給与に反映されます。
さらに残業や休日出勤などが加わると通常の日勤と比較して大きな金額が手当として反映されることになりますね!
ご紹介の通り、割増手当の計算方法は勤務時間帯や条件によって細かく異なります。
本来支給されるはずの割増手当が支給されていなかった!なんてこともあるかもしれません。
割合手当の未払いの請求権は2年で消滅してしまうのをご存知でしょうか。
つまり毎月の締め日ごとに2年前の未払割合手当の請求権が失効してしまうことになります。
給与の計算方法や支給金額について疑問がある方は、すぐ担当者に相談するようにしてくださいね。
夜勤の時間帯の勤務は「深夜割増手当」が支給されるため、日勤と同じ仕事でも夜勤の方が稼ぐことができます。
しかし一方で人によっては深夜労働が生活リズムを崩してしまう原因になることも。
給与と健康とのバランスを考えた上で、自分に合ったお仕事を見つけてくださいね!
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