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急な体調不良で当日の業務を休みたい。

そんな事態に遭遇するケースは珍しくありません。

無理して出勤することで、会社内に菌やウイルスを拡散したり、仕事の効率が上がらず、

周囲に迷惑を掛けてしまう可能性もあります。

とは言え、当日欠勤はなかなか言い出しづらいもの。

特に派遣社員の場合は、当日の欠勤希望をどのように伝えたら良いのか手順を知らない方も多いでしょう。

そこで今回は、当日欠勤する時の対応方法と、その後の業務にも支障を発生させない欠勤時のマナーをお伝えします。

万が一の当日欠勤に備え、正しい対応方法を確認しておきましょう！

■当日欠勤希望は『派遣先⇒登録している派遣会社』の順に連絡

派遣社員の場合、派遣先と派遣元どちらに連絡をすれば良いのか迷われてしまう方も多いかと思います。

結論から申し上げますと、派遣先・派遣元それぞれへの連絡が必要です。

自身の体調を鑑みて欠勤を決めたらまずは派遣先の担当者に連絡を取りましょう。

休みの承諾を得られた後、登録している派遣会社に報告をします。

■当日欠勤の給料は支払われない

労働基準法24条にはノーワークノーペイの原則が定められており、

スタッフが働いていない場合、雇用者は無勤務分の賃金を支払う義務はないとされています。

当日欠勤も『ノーワーク』にあたります。

当日欠勤を有給で補填できるケースもありますが、有休休暇は原則事前申請をした上で取得する休暇です。

派遣会社によっては当日欠勤に有給を反映できないケースもあることを覚えておきましょう。

■当日欠勤のマナー

当日欠勤は、想定していた業務を他のメンバーに振り分けなければなりません。

また振り分けが叶わない場合は、その日1日その作業が停滞することになります。

このように事前に段取りを組めない当日欠勤は、周囲のメンバーに多大な迷惑をかけてしまうことになります。

そのため、当日欠勤希望を伝える際は、相応のマナーと節度を持って相談することが大切です。

●連絡方法

担当している業務によっては当日欠勤に伴い緊急の対応が必要になる場合もあります。

当日欠勤をする場合は、確実に連絡が取れる電話で連絡を図るようにしましょう。

当日欠勤は言い出しにくく、ついメールやチャットツールで伝達を済ませたくなる気持ちも分かりますが、社会人の連絡マナーとして

メールやチャットツールでの相談は控えた方がベターでしょう。

●連絡タイミング

始業前には必ず連絡が完了し、派遣先の担当者から了承を得ている状態にしておきましょう。

万が一電話がつながらず、相談が出来なかった場合は電話での一報を入れた旨を記載した上でメールやチャットツールで相談をしましょう。

メールやチャットツールでも反応がない場合は、連絡先を知っている同じ部署のメンバーに伝達してもらうのも1つの手。

始業前に欠勤相談をしようと行動を起こした履歴を残しておくと、後になって無断欠勤扱いになるようなトラブルを避けることができるでしょう。

■欠勤後のアフターフォローが最も大事！

当日欠勤は、その日の欠勤希望連絡さえきちんと行えば良いものではありません。

同じ部署で働くメンバーにも大なり小なり迷惑を掛けてしまいます。

そのため体調が回復し出社した際には、直接お詫びとお礼を伝えましょう。

また他のメンバーが止む無く当日欠勤をした際も、自ら進んでフォローにまわるように心がけてくださいね。

体調不良は誰にでも起こり得るもの。

当日欠勤をする際は、身体を休め体調の回復に専念しましょう。

また元気になって業務に復帰する際は、メンバーにお礼を伝えることを忘れずに。

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