私には7歳になる息子がいます。

成長の速度というものは早いものであっという間の7歳です。

このコロナ禍で、入学式も遠足もマラソン大会も数々の行事が無くなってしまい、

親である私ですら残念な気持ちになります。その何十倍も子どもは悲しい、悔しい気持ちに

なっているのだなぁと思うと胸が苦しくなりますね。

こんな親バカの私ですが、「この先子どもたちの世代に何かできることはないかな」って最近よく

考えるようになりました。何故こんなにも考えるようになったかと振り返ってみると、SDGｓの影響なんじゃないかなと思いました。

私はここ数年、積極的に様々な子どもを通してのイベントに参加させていただく機会を増やして

おります。私は「ボランティア」という感覚でやっているのではなく、「未来の子供たちに‥」という

想いで活動しております。様々な分野のイベントに参加して思ったことは、

どのイベントもSDGｓと深く関わっているということでした。

SDGｓとは、日本語で「持続可能な開発目標」と言います。

今から9年後の2030年を世界のゴールとして表したものです。（※詳しい説明は省略します）

私がイベントに参加して一番感じたことは、今、この瞬間で我々が生活している暮らしは、持続可可能ではない

ということです。

そして、それと同じくして感じたことは、SDGsについて認知されていないなぁということです。

ちなみに、「日本」でみると世界経済フォーラム認知度調査で、28か国中最下位、「群馬県」でみると、2019年都道府県別認知度、最下位でした。

要するに、私たちは何も考えてないわけではないですが、今まで持続可能な目標というもの

を意識せずに生活してきたことで、様々なモノ、ヒト、資源を傷つけてきたということです。

「知らないって恐ろしいな…」と同時に「人は知ってしまったら必ず、気にかける生き物」ということ

を最近少し学びつつある私は感じはじめている今日この頃です。

話しを戻しますと、未来ある子どもたちに対して、この先50年後、100年後も地球を土台とした

「環境」「社会」「経済」がバランスよく動いて、幸せに過ごせるために、私は死ぬまでの間、

ジブンゴトと捉えて、SDGｓの活動をどんどんやっていきたいと思います。

では何からやっていこう…と考えたときに、まずは、自分の近いところで自分の子どもにＳＤＧｓを

教えていこうと考えました。

＜先日あったできごとの一例＞

息子が、先日電気をつけっぱなしにして部屋を出ていきました。

今までの叱り方は「電気代の無駄だぞ！何度言ったらわかるんだ！」でした。

息子の気持ちは多分こうです。うるさいな。パパ恐い…。パパの為に電気を消そう…と。

これでは、本当の意味の子どもの教育になっていないと…。

「電気というのは無限ではないんだよ。きみが電気をつけっぱなしにしている間、地球の裏側で

は、その間真っ暗になって生活に困る人たちがいるんだよ」とこんな風に教えてあげようかなと。

また別日には、暑い日だったので、「パパ暑いからエアコンつけて～」と。息子を見ると、パーカー

を着た状態でした。今までなら息子の言う通り、何も考えずエアコンをつけていました。

これからの我が家のルールはこうです。「Tシャツ・パンツでになってそれでも暑かったエアコン

28℃スタート」です。節約はお金の無駄遣いという意味ではないということを子どもたちに学んで

いってほしいと思います。

最後になりますが、このＳＤＧｓはこの先、子どもであれば学校、地域、大人である私は、

職場、社会などで多く関わることが増えていくと思います。このブログでは、「ＳＤＧｓ」という言葉を

多く表記しましたが、当社の社員を見渡しても、ＳＤＧｓという言葉だけ聞いて、そっぽ向いてしまう

人、知らん顔をする人が多いように思います。それは仕方ないことなのです。なぜなら不自由なく

今生活できているからです。SDGsということを学ばなくても一生過ごせるからです。

「SDGsを学ぶ」のではなく、「世界を知ってみる」ことから当社では社内研修などを通して

やっていけたらなぁと個人的には考えております。

まだまだ企業は成果主義で利益追求型の組織ではあります。

本来はノルマなど一切ない会社、組織、集合体になれば、このSDGsも更にどんどん加速できる

と思っております。そんな日が来ることを目指して…

日々、「会社」と「個人」の両輪を回して過ごしていきたいと思います。