
2025.03.18
2024.07.02
就職活動
転職市場が活性化する昨今。
これまでの経験や実績を活かした転職に臨む人もいれば、新しく活躍の場を求めたり自身の興味・関心から異業種・異業界に転職する人も増えてきました。
しかし異業種・異業界転職は、分からないことも多く、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、飲食店からの製造業への転職に焦点を当て、その実態について解説したいと思います!
学生時代に飲食店でアルバイトをした経験をお持ちの方も多いかと思います。
しかし異業種・異業界のアルバイト経験が他の業界で活きるなんてイメージはあまりありませんよね。
しかし製造業は、未経験者への間口が広く拓けており、たとえ業界未経験であったとしてもキャリアを積み重ねていくことができます。
もちろん、アルバイトであったとしても、飲食店で培った経験は大いに活かせることでしょう。
飲食店で得た経験のうち特に工場での仕事に活かせるスキルは、次の通り。
□コミュニケーションスキル
飲食店では、お客様とはもちろん店内のメンバーとも円滑なコミュニケーションが求められます。
工場現場においては、仕事が始まると密なコミュニケーションは求められないかもしれません。
しかし工場での仕事はチーム単位で動くことがほとんどです。
業務上必要なコミュニケーションを適切なタイミングで適正に図れるスキルは、現場でも重宝されるでしょう。
また重要なポジションを任されるにつれて、メンバーとのコミュニケーションは不可欠なものになります。
実際にメンバーを束ねるリーダーや管理職に就きマネジメントを任される人材は、コミュニケーションスキルに長けた人が多い傾向にあります。
□メンバーと連携を図るスキル
先述の通り、工場はチーム単位で業務を推進します。
メンバーと連携を図れるスキルは、一朝一夕に養えるものではありません。現場としても必要視してもらえるスキルと言えるでしょう。
またメンバーと連携を図れる人は、比較的職場にも馴染みやすい傾向があります。
異業種での経験しかなかったとしても、すぐ新しい職場や環境に慣れるでしょう。
□状況に応じて臨機応変に対応できるスキル
飲食店ではお客様の来店状況や、調理場の様子に応じて臨機応変な対応が求められることもあるでしょう。
工場でも同様であり、状況に応じて臨機応変に対応できる人は、製造する製品や担当する工程が変わったとしてもスムーズに対応できるでしょう。
中には、“アルバイト”というポジションしか経験していないことに不安を感じる人もいるかもしれません。
製造業では、アルバイトやパートはもちろん、製造派遣・契約社員・正社員と様々な雇用形態の人が働いています。
アルバイト経験しかないのに、いきなり正社員に挑戦するのは無理かもしれない…。
そんな人は、派遣社員から始めてみてはいかがでしょうか。
□製造派遣の魅力
なぜ、アルバイトやパートではなく、“派遣”なのか?
その理由は、主に次の3つ。
派遣の場合、派遣会社の担当者が勤務先についての希望をヒアリングした上で、希望に近い案件を紹介してくれます。
また製造業に特化した案件をたくさん取り扱っているため、豊富な選択肢の中から選べる点も魅力と言えるでしょう。
アルバイトやパートの場合、応募先企業を探したり応募先企業の情報収集も自分で行わなければなりません。
その点、派遣であれば応募先企業についての情報を派遣会社の担当者から聞くことができます。
就業の際、ミスマッチを感じることも少ないでしょう。
さらに派遣会社では、派遣社員に対し、段階的な教育訓練を実施することが義務付けられています。
そのため、自分の目指すキャリアや身に付けたいスキルに合った研修を受けられる機会が提供されています。
キャリアアップやスキルアップ支援が充実している点も、派遣社員の魅力の1つ。
派遣先によっては、働きぶりを認め正社員登用を行う企業もあります。
段階的に正社員を目指していけるルートも、嬉しいポイントと言えそうですね。
飲食店アルバイトの経験だけであったとしても、培ってきた経験は製造業でも存分に活かすことができます。
また求めるキャリアや働き方に応じて、雇用形態を選択できる点も製造業の魅力。
さらに未経験者に向けての間口も広く設けられているため、自分に合う仕事がきっと見つかるでしょう。
ぜひ製造業というフィールドで、新しいチャンスを掴んでみてください!
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