
2023.09.26
2023.05.16
就職活動お仕事豆知識
製造業は、「単調な仕事ばかりでつまらない」「スキルが身につかない」と思いこんでいませんか?
特に派遣社員の場合、技術が身に付くような仕事を任せてもらえないというイメージもありますよね。
本記事では『仕事を通じて技術を身に付けたい!』とお考えの方に「アーク溶接作業者」の仕事をご紹介します!
アーク溶接とは、空気中の放電現象を利用して、同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接方法です。
工場や建設現場、車の製造などさまざまな現場で取り入れられています。
アーク溶接は危険を伴う作業である為、事業者は作業従事者に対して特別教育を受講させる義務があります。
仕事をこなしていく中で、強みになるものは“資格”です。
「アーク溶接作業者」は金属加工を扱う多くの企業や業種で必要とされている技術者であり、技術を身につければ就職の幅を大きく広げる事が出来ます。
アーク溶接の作業をする為には、その専門性・危険性から、「アーク溶接等特別教育」という特別教育の修了証が必要です。
具体的な資格取得の方法をご紹介します。
【講習時間】
「アーク溶接等特別教育」では学科と実技が実施され、学科11時間、実技10時間の合計21時間の受講を受ける事で取得が可能です。
3日間ほどで完了するケースが大半です。
【講習内容】
講習は学科と実技に分けられます。数ある技術系の資格の中でもアーク溶接の資格の難易度は比較的易しく、合格率は90%以上といわれています。
ただし、実際に溶接を行う実技試験は少しだけ難易度が高めという口コミも。実技試験で不合格だったとしても学科は1年間有効となります。
〇学科
1.アーク溶接等に関する知識
2.アーク溶接装置に関する基礎知識
3.アーク溶接等の作業の方法に関する知識
4.関係法令
〇実技
アーク溶接装置の取り扱い及びアーク溶接等の作業の方法
【費用】
講習費は、テキスト代と消費税込みで10,000円~25,000円が相場です。
講習場所や施設によって費用が異なるため、気になる方は申込時に確認しておくと安心です。
【受講できる場所】
全国の商工会議所・一般企業・公的機関などで受講が可能です。
また、最近では講習に参加したいけど仕事で時間が確保出来ないといった方向けにWebでの講習が実施されている会場もあります。
「アーク溶接等特別教育」を受講する事によって一生ものの資格が手に入ります。
難易度も比較的やさしい為、溶接技師として将来を目指したいと思っている方にはおすすめです。
気になるのは溶接技師の仕事がどれほどの給料や収入を得られるのかですよね。
溶接作業者の全国平均年収は約361万円といわれています。
全体の給与幅は263~604万円と広く、勤務先や経験・求められるスキルによって大きな差があるようです。
500万円以上もの収入を得るにはハードルが高いようにも思われますが、未経験からでもコツコツとスキルを高めていけば、自然と収入にも繋がってくるでしょう。
溶接技能者としてキャリアアップを目指すのであれば、更にスキルや専門的知識が必要とされる以下の資格もあります。
将来自分が目指す溶接技能者をイメージ・想定しどの資格を取得すべきか検討しましょう。
その他にも、半自動溶接・tig溶接・JIS溶接技能者資格などの資格もあります。
アーク溶接は溶接技能者の入門的な資格ですが、逆に言えばプロの溶接技能者として踏み出していきたいと考えている方には、必須の資格と言えます。
資格取得の難易度も比較的易しい為、これを機に専門的な資格取得を目指していきましょう!
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