
2025.04.22
2022.10.31
その他就職活動
製造業では正社員はもちろん、アルバイト・パート・契約社員など直接雇用を結んだ方と、工場を運営している企業と直接雇用契約を結ばない派遣社員やギグワーカーなど様々な雇用形態の方が働いています。
そのため同じ職場で同じ業務を担っていても、“雇用形態が異なる”なんてことは良くあります。
中でも派遣社員は、製造業で働く従業員の雇用形態の中でも38.5%を占め、おおよそ5人に2人は派遣社員という割合です。
産業別にみても製造業は、金融・保険業:63.8%、情報通信業:50.3%、不動産業:48.6%、に次ぐ割合に位置しており、他業界の中でも派遣社員の雇用率が高い業界と言えます。
厚生労働省:派遣労働者実態調査結果の概況
ではなぜ、製造業はこんなにも派遣社員の雇用が活発なのでしょうか?
今回はその理由を解説したいと思います!
製造業の現場で派遣社員の雇用が活発な理由は大きく3つ挙げられます。
工場のお仕事は、1つひとつの工程ごとに担当者が振り分けられており、工程を単純化しています。
そのため長い期間をかけて仕事を教えなくても雇用したその日から、業務を遂行できます。
このような仕事は、人件費と生産性の観点から正社員よりも雇用コストの低い派遣社員やアルバイト・パートに任せられることが大半です。
中でも派遣社員は、雇用までの手間がかからず必要な時に必要なだけ労働力を確保できるため、工場でも活用しやすい雇用形態となります。
工場は注文次第で必要な人員が大きく変動します。
製造する商品によっては繁忙期と閑散期の差が激しく、必要人員がシーズンによって大きく変動するケースも珍しくありません。
その点、派遣社員の場合は、アルバイト・パートと比較しても採用コストゼロで労働力を即時確保できます。
このように派遣は繁忙期間だけ人員を確保したい・大量受注を見込み一定期間だけ労働力を増やしたいという製造現場の意向にマッチする働き方なのです。
雇用には採用費・教育費・準備費など、採用から実務に至るまで非常に大きなコストと労力がかかります。
また採用後も雇用を続ける限り、基本給・福利厚生費・社会保険料などの経費が発生し続けます。
その点派遣社員は採用から一定の教育まで派遣会社がそのコストや労力を担ってくれます。
製造業のように大量に人員を確保しなければならない場合、従業員一人ひとりに対して採用コスト・雇用維持コストをかけていては手間とコストが膨大にかかってしまいます。
派遣社員を活用することでこれらの手間とコストを抑えられるため、現場を管理する責任者は工場稼働や他の管理に注力できることになり、結果的に工場全体の生産性を向上させられます。
製造業で派遣社員の雇用が活発なのは、必要に応じて柔軟に労働量を確保できる点と直接雇用と比較し、採用・雇用のコストがかからない点ということが伺えますね。
製造業は人手不足が重要な課題として問題視されている業界の1つです。
そのため今後も製造業の現場の意向にマッチした派遣社員の雇用がなくなることはないでしょう。
また最近では働き方改革の推進や人手不足問題の解消に向けて、派遣の働き方もフルタイムから時短・週3・4勤務といった働き方が叶うようになりました。
一昔前のキタナイ・キケンといった工場のイメージを覆すようなキレイな工場も多く、働きやすい現場も増えています。
日本の国内生産額(売上に相当)の産業別構のうち30.8%と、全産業の中でも最も高い割合を占める「製造業」。
日本の基軸となる産業で仕事をしてみたい!という方は、ぜひ柔軟な働き方が叶う派遣で仕事をスタートしてみてはいかがでしょうか。
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